道路の反対側から見たルアムチット・プラザ・ホテル。このスクンビット通りのど真ん中、通り沿いで正に接しており、地下に出会い喫茶、援交喫茶と呼ばれるテーメーカフェがある。ホテル前にいるだけで様々な人間模様を観察する事が出来る。
スタジオ・ナナ・ホテル(Studio Nana Hotel)
スタジオ・ナナ・ホテルはBTSナナ駅近くで、スクンビット通りからソイに少し入った位置にある。部屋は狭いが綺麗で、値段もこの界隈ではかなり安い方だ。
その目と鼻の先にあるグランド・スイス・スクンビット11もすぐにスクンビット通りへ出る事が出来る。
グランド・スイス・スクンビット11
スタジオ・ナナ・ホテルの詳しいレポートはバンコクBTSナナ駅近くのオススメホテルの記事を参考に。
値段はこちらから日付を入れればチェック出来る >>> スタジオ・ナナ・ホテル
アソーク周辺で格安のホテルとなるとレッド・プラネット・ホテル・アソーク、アソークスイーツの2つがあげられる。アソークスイーツはアソーク駅とほぼ直結、スクンビット通り沿いで、レッド・プラネット・ホテル・アソークも駅から確認できる近場の位置にある。
アソーク・スイーツ・ホテル(Asoke Suites Hotel)
アソーク・スイーツ・ホテル
ソイ・カウボーイにも近いわりに値段は3000円台とそこまで高くないし(値段は時期にもよる)、部屋は狭いが非常に綺麗でオシャレなホテルである。料金はアソーク・スイーツ・ホテルのページに飛んで日付を入れるだけでチェック出来る。詳しい宿泊レポートはソイカウボーイ近くのオススメホテルの記事を参考に。
レッド・プラネット・ホテル・アソーク(Red Planet Hotel Asoke Bangkok)
ベッドの上の鏡がエロい。
ダブルとツインベッドが同じ値段の場合が多い。タオルセットもレセプションで頼めば2つ分もらえるので女性と泊まる場合は予めお願いした方が良いだろう。wifiも無料で感度は良好。ブロガーにも嬉しいし、自分のような一人暮らしにも合うホテルだと思う。
ソイカウボーイから距離が少々あるため(といっても数百メートルだけど)、女の子が不機嫌になることはあるが、最近では値段やWiFiの感度の良さからアソーク・スイーツ・ホテルよりも好んで泊まることが多い。
たまに値段がアソーク・スイーツ・ホテルに比べ高い事があるので、基本的には値段で比較している。
グランド・センター・ポイント・ホテル・ターミナル21
(Grande Centre Point Hotel Terminal 21)
スクンビット通りで自分が一番好きなホテルがグランド・センター・ポイント・ホテル・ターミナル21である。アソーク駅に直結したターミナル21の上にあり、ソイカウボーイにも近く、バンコクではトップクラスの人気高級ホテルだ。
ターミナル21の上に乗っかているビルがこのホテル。ホテルの部屋からは真下のソイカウボーイも望める。お気に入りの彼女と泊まりたい場合、お気に入りを作りたいときには最適のホテルだし、バンコクでリッチな気分を味わいたいという人にはおすすめ。
自分はこの部屋を常宿にする事を目標に一週間弱滞在して作業と遊びに励んでいた時もあった。目標到達のためのモチベーションを上げてくれるホテルだと思う。せっかくのタイ旅行、気合を入れるために一度泊まってみてはいかがだろうか?
タイ旅行で若者こそ訪れるべき場所・スクンビット
ソイカウボーイの光景。水商売の女性に外国人、そして足を失った物乞いが1つの景色に収まる。
タイの生活費と平均年収2014年の記事の他、以前に何度も述べたように、タイ、特に観光地や都市部になると外国資本が多数入って来ている。そのため、そこから利益を得た人、得ていない人の間では、同じタイ人でも貧富の差が非常に激しい。
タイ人は外国資本による急激な経済成長の下、警察を含めほとんどをお金でコントロール出来るという資本主義の力を見てきたせいか、お金に対するハングリーさは日本と比べ物にならないぐらい強い。
また、社会保障が整い最低ラインが確保されている日本と違い、タイではお金が無ければ落ちるところまで落ちて行く貧乏に対する恐怖がある。日本では貧乏時代の話は面白話として話せるぐらいの余裕はあるけど、タイではそんなものはない。
それぐらい貧困から抜け出す事は容易な事ではない。
貧乏ゆえに身体を売ったり、お金で苦労している人はお金の量が幸せに比例すると考えている。この世界でお金がいかに強いかというのを肌で感じているのだ。
BTSナナ駅近くのサブウェイ。2階が夜の嬢の待機所か宿舎なのか、深夜になると若い女性の出入りが激しくなる。夜は他にも、おっちゃん日本人・ファランと若いタイ人の女の子カップルなど様々な人間が訪れる。
スクンビット通りの上に掛かった深夜の歩道橋。 親子で眠る物乞い。
タイも3月や9月となると、渡航費も安く、大学の長期休みとも重なるので、日本人学生も旅行で訪れている場合が多い。学生も噂を聞いてゴーゴーバーへ訪れるのだが、資金に限りがあれば、十分に欲が満たされない悔しさも感じるだろう。観光という短期間でもお金が無いことによる無力感を受けるが、スクンビットに集まる彼らの視点、ゴーゴーバーで働く彼女達の視点から深く世界を考察すると、具体的な行動を取りたくなる人も出てくるはずだ。
お金を稼ぐ事に対するハングリーさが生まれ一発事業を起こしてやろうと計画したり、貧困撲滅といったボランティアを通じて世界を変えたいと思うようになるかもしれない。
死ぬほど働いていると心から思える人は日本に何人いるだろうか?貧困に対する恐怖も大して持たないハングリーさが失われた日本で、大した競争もせず生きてきた日本の若者はスクンビットという街に深くのめり込んだ場合に強い衝撃を受ける。
感受性の高い若者なら、一番印象に残るのは子供の物乞いだろう。成人した人でも子供に物乞いをさせる大人を見た時は心が痛む。例え、表には表れなくとも、心の奥には大きな衝撃を覚えるのだ。
タイに行ったらお金の量がいかに幸せと比例するかがわかる。確かに、性に対する考え方も変わり、この辺の乱れが生じる人もいると思う。しかし、それも含めて草食系なんて呼ばれるハングリーさを失った日本の若者に必要な要素は、ここバンコクにおけるスクンビット界隈にすべて備わっていると個人的には思うのである。
スクンビット通りのセブン-イレブン。こじったお金で明け方アイスや飲み物、お菓子を買う子供たち。タイの子供達の生命力を舐めてはいけない。